携帯特話
第五四話

題名
百物語

投稿者
春日様



インターネットで百物語大会の開催を知ったWさん。
毎日の生活が退屈で退屈な彼女は即座にその場で参加登録をしました。
お盆も近い8月上旬、I県の某廃寺に行くと全国から集まった9人の老若男女。みな各自の怪談には自信満々のようです。
夜8時ジャスト、寺の狭い本堂に10人は大円を描き座りました。
この企画の特徴に、本来なら蝋燭を消すか、または懐中電灯を回すかするのですが、ここでは蝋燭も懐中電灯も用いず、暗黒の中事は進むのです・・かわりに話の前に番号を行って行くのです。
全部終われば主催者が持ってきた照明を付けるというルールでした。

そして、長時間に渡り話は続き・・
百話目はWさんで終わりました。
なんだか、思っていたような事は起きないのでがっかりしていると、何時まで経っても照明が付きません・・
それどころか9人の人らの話声も聞こえません、気配もないのです。
慌てて照明を付けると・・
そこにはWさんしかいませんでした。



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