第六夜
第八三話

題名
変化

投稿者
ブルガリ様



私と双子の姉が中学卒業の時に取った写真にまつわる話です。
それから5年経った大晦日の日、私は自分の部屋を掃除していてアルバムの整理をしていて、双子の姉Aと、あんなこともあったね、こんなこともあったねと思い出話に花を咲かしていると、
「ねぇ、この写真なんかおかしい」と、A。
「え、何?どこが」と、あの中学卒業時の例の写真をAが私に見せて
「私のお腹の部分消えてる・・・」
「あ、ほんとだ・・うっすらだけど」
「なんで?」
「・・そんなこともあるよ・・・なんか太陽の光でも当たって白くなっただけなんじゃないの?」
と最初は、笑って気にもしませんでした。
それから2年後、またその写真を今度は私が一人の時に見たら・・・
あきらかに異常です。
二年前はうっすらだったのが、はっきり向こう側が見えるぐらいに綺麗さっぱり消えているのです。
しかし、あまりに気味が悪くてAには言えないと思いました。
だって、当時Aは結婚しており、妊娠していたので・・これって何か悪い知らせかなんかじゃ・・と思うと不安だったからです。
だから私はAには内緒で霊媒師の方にこの写真を見てもらうと、思った通り、あまりよくない写真だと判明。
すぐにお祓いをしてもらったお陰か、その年の春、無事Aは元気な女の子を出産出来ました。




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