かなり前の話、
なんでわら、まんでらわ、そわか・・なんでだら、まんでらわ、そわか・・・異様なお経の声に目が醒めた。
俺を中心に大円を描き目のあたりが見えない坊主の群衆が、なんでだら、まんでらわ、そわか・・・と一斉に唱えている。
次第にお経の声は熱を帯びだして、鼓の音もないのにドン、ドド、ドンという音までするし、お経の声がどんどん波打ち出すし、威圧感のある音に俺は金縛りになり、身動きがとれない。
何故かしら、坊主達はくるくるお経を唱えながらぐるぐる回り出した・・・なんだか熱い・・まるで炎の中だ・・・。
そこでパッと目がさめた。ゆ・・・夢か・・。
しかし、一人暮らしのはずなのに、俺のベットの回りにはおびただしい足跡が円を書いていた・・・しかも、あの炎のような暑さの余韻は残ったままで汗びっしょりだった。
あれはいったいなんだったのか・・
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