私の実家と隣の家の間には長い細い急な階段があります。夜なんか、その階段の真ん中の電柱が灯っているだけの人気のない淋しい階段です。私の部屋はその階段側に面したとこに窓があり時々、何気なしに下界を見下ろしてくつろぐのは癖でした。
そうしていると時たま、結構怖い瞬間を目撃するんですね。色々な意味で・・・。
夜中、階段をいったりきたりを繰り返す謎の人物が存在するんです。毎日ではありません・・決まって梅雨時。その得体の知れないというのがひとつめの恐怖です。
また、その人物が人に時々乗り移ってそのまま、そのとりつかれた人は気付かないままそれをお持ち帰り。後を考えたら・・ふたつめの恐怖です。
そして、それらが時たま壁を通り抜けて私の部屋に迷い込む事もしばしば・・・。
|