小学校の時分、下校時に猫が列車に轢かれるという現場をみてしまった事があるんです。もちろん(そういっていいのかどうか?)轢いてしまったのは猫なわけですから大事にはなりはしませんでしたが。なんで、よりによって私が祟られなければならかったんでしょうか?
まだ低学年でしたから、その出来事が世間で大事ではないものの、私の中ではかなりショッキングでしばらく夜な夜なその猫が轢かれる瞬間の夢を見ては魘され、泣いて、親を困らせました。
不眠が祟ったのか、突然の高熱で学校で倒れてしまったんです。
熱に魘されながら私は夜、部屋に何ものかの気配を感じていました。
凝視しているんです。何かを期待?待ち浴びているようなそんな目で・・・。
しかし、その期待も虚しく私は三日ぐらいで熱を治し、また元気になりました。
熱も冷め、あのショックも少し和らいだ頃、今度は交通事故で骨折してしまいました。
その骨折した時の夜・・・また、霊の気配が・・・そして一瞬・・・
「死ねば良かったのに」とかなり甲高い囁き声でそう言うのが聞こえたのです。
子供の頃は、それだけでなく、学校のグランドでも、街を歩いていても、時たまその例の気配の影なり、声なりを聞いたりしてましたが、年齢を重ねるうちに、次第に薄れ、最近じゃ全く感じなくなったのですが・・・
かわりにまだ幼い娘が
「あそこにあんなかいるよ」何もないところを指差して
「猫かな?」と・・
成仏せずに、まだ私に憑いているんでしょうか・・
|