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●近所の怪談第六夜
全国よりご投稿頂いた恐怖体験談を掲載しています。
 

     
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怪談数  御 題    御投稿者様
0528 出社 mitakunaiko 様
私が以前勤めていた、とある会社での話。
地下まで仕事をする環境があって、そこには物流倉庫などがあったりして、結構薄暗いんです。
地下から従業員エレベーターで自分の部署へ向かう時、毎朝、初老の男性とエレベーター前で出会って、
「おはようございます。」なんて挨拶を交わしつつ、他の従業員も一緒にエレベーターに乗り込んでそれぞれが降りていく。その、初老の男性。いつも、同じ様な服装で、どちらかと言えば、出入り業者の方かな?といういでたち。黄色っぽいTシャツにジーンズ姿。あまりキレイな印象はなかったんです。でも、毎朝、同じ時間にエレベーターで出会って、おはようございますって挨拶して。
ある休日、とある階で御祓いが行われたんです。詳しく書くとどこの会社か分かりそうなので伏せますが、ある事故が起きて亡くなられた方の霊障に悩まされていて、それが、来社されるお客様まで巻き込む事態となった為、已むを得ず行われたのですが、その、御祓い後、気付いたらあの男性に出会わなくなって、職場の先輩に
「最近、黄色いTシャツのおじさんいないですね、辞めちゃったのかな?」と聞くと、
「!?誰それ?」と、分からない様子。
「ほら、早番の時、いつも地下からエレベーターに乗ってくる、ちょっと小汚いおじさん、知らない?」と聞いても、
「?会ったことないかも。」と言って全然分からない様子で。・・・
そんな話をしている所へ、大ベテランの先輩がやって来て私の顔を覗き込んで言いました。
「お前、いいもん見たな。そのおじさん、お前が入社して来る、ずーっと前に死んでんだぞ。まだ、仕事しに通ってんだなあ。」って。
御祓いをした事と、深く関係している方でした。
その後、霊障も落ち着いたので、成仏されたんだと思います。
2007/09/
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