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●近所の怪談第六夜
全国よりご投稿頂いた恐怖体験談を掲載しています。
 

     
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怪談数  御 題    御投稿者様
0523 徹夜 陸かっぱ 様
あれはもう15年位前になります。
仕事で夜間に東京・大阪間のシステムテストを実施する事になり、私は東京側の立会い要員になりました。
作業は、20:00頃に開始され0:00頃に終了する予定でした。
自宅に帰れない時間でもないのですが、面倒なので泊まる事にしました。
私が一人で徹夜する事を同僚に告げると、彼は帰ったほうが良いと言います。
同僚「このビル、最近出るって噂だから」
私「なにが?」
同僚「Aさんの幽霊」
Aさんは同じ職場にいた女性なのですが、休暇中に交通事故で亡くなったそうです。
それも10日ほど前に。
霊を信じない私は忠告を無視しました。
作業は問題なく予定通りに終了したので、私は後片付けをしていました。
すると『ガタン』とデスクの引き出しが開く音がしました。
このフロアには私しかいません。
私は音のした方に行ってみました。
見回してみると一つだけ引き出しが開いている机がありました。
その机は亡くなったAさんの机でした。
私は恐ろしさのあまり、慌しく部屋を出てエレベーターに乗り込みました。
1Fに着いたのですがドアが開きません。
すると「あ〜〜〜〜〜」という声が上の方から近づいてきます。
降りてきた声がエレベーターに充満したとき、やっとドアが開きました。
私は転がるように外へ出て、タクシーを拾って帰りました。
2007/08/
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