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●近所の怪談第六夜
全国よりご投稿頂いた恐怖体験談を掲載しています。
 

     
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怪談数  御 題    御投稿者様
0514 トンネル いちご 様
これは、確か4、5年前の話です。
後で思うと恐怖なのですが、その時は、不思議でいっぱいでした。
日曜日。父と母も仕事が休みで私も暇でした。
なぜか、父は、「海へいかないか?」と言い出しました。
私は「は?」といいながらも父も母も行くものだからついていくことにしました。
めざすは、普通の海だと思いましたが、あまりにも、時間がかかったので、これは、いつもとちがう海だな。
と感じました。
約1時間。
「ついたぞ」そこは、和歌山県にある○○海岸というところでした。
その日は、なんだかもやもやする曇り空でいつ雨が降ってもいいかんじでした。
「お父さん、ここは、和歌山県のどこなの?」
私が聞くと、
「ん〜と、Y●町とか言うところだったかな?」
と言いました。
まぁ、私も和歌山県出身だから、Y●町とは聞いたことがありました。
「あぁ、聞いたことある」
「じゃぁ、お前さぁ、Y●トンネルって知ってる?」
「知らない」
「知らないのか?Y●トンネルはなぁ、1と2があって、2は、さっき行く途中通ってきたんだ。」
「へぇ〜それで何?」
「でな、1の方に幽霊が出るらしいんだ」
「ばかばかしい。そんなわけないじゃん」
もともと、幽霊なんか信じなかった私はなんとも思いませんでした。
そのとき雨が降ってきました。
もう、早く帰ろう。
みんなで帰ろうと、車に乗り車を発進させました。
「お父さん!?、この道、くるとき通ってきてないよね?」
「そういえばそうだなぁ。まぁ、帰れるだろう」
そのとき急な坂があり、降りるとトンネルらしきものが現れました。
さっきのお父さんの話を何とも思っていなかったため私はなにも怖くなかったです。
なにげにお父さんをみるとお父さんは、なにか青ざめた顔をしていました。
「お、お父さん?」
「ちょっとお前みろ。」
「ん?」
「あれ、なんて書いてある?」
目がよい私はもうこけで汚れているトンネルの名前を読みました
「?Y●トンネルだ!」
そのときさっきの話を思い出しました。
かなり小さいトンネルで、土で固められて電気一つない気味の悪いトンネルでした。
でも、この急の坂を戻るのは無理だったので、行こう!と決心しました。
車を発進させると、一人後ろに乗っていた私は、ちらりとうしろに目をやりました。
すると、うしろから誰もきていないはずなのに。
髪の毛がボサボサで、白く汚れた服のおばあさんらしき人があるいていました。
「お母さん、あの人。」
お母さんも後ろを見ましたが誰もいないじゃない。と言いなにも言いませんでした。
これで終わりなのですが、あれは、私がみた幻覚なのではないかとか、霊感があるのではないかとか今頃考えます。
あのときはなにも思わなかったのです。
ただ、ただ、不思議でした。
やはり、あのY●トンネル1には、いったい何かがいるのでしょうか?
2007/07/
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