当時友人に聞いた話です。
その友人とは違うのですが、大学2年の時まで実家から電車を乗り継いで自分の学校まで来ていた友人がいた訳ですが、やはり時間や近場で電車に乗らずに済んだ方がお金も掛からず楽だということで、アパートを借りる探すことになったそうです。
それで、最初は彼も一人暮らしだということもありましたんでしょうか、乗り気で物件探しに励んだそうです。
それでやっとのことでいい物件を探し出したみたいで。
都会で大学の近く2LDKほどで値段が安い安い、当時私も家具運びの手伝いに家に誘われた記憶があるんですがこんないい部屋がこの値段かよ・・・
と手伝いに来た皆で驚いていました。
それから1ヶ月位して夏休みになったんですが。・・
その当時私は用事があるという理由で断ったのですが、手伝いをした面子で彼の部屋に泊まりに行ったそうなんです。
それでくだらない雑談とかで盛り上がっていてふと部屋についての話題になったそうなんです。
で「この部屋がこの価格っていわくつきなんじゃないの?」と酒の勢いもあってそういう感じの話題になったらしいんです。
酒が入ってたのでふざけ半分だったんでしょうが清めの塩でも置くかとかなってそこらへんに塩をぶちまけたそうです。
そうしてると夜も深いし酒飲んでたのでどんどん眠りについていったみたいです。
それでその夜、ふと友人の一人が眼を覚ましたそうなんです。
彼は寝ぼけ眼でぼーっとしてたらしいんですが、どうもおかしいというわけなんです。
普段は寝たら途中絶対起きないはずだったらしいのですが、その時に限って起きたらしいんです。
すると何か音が聞こえてきたらしいんですよ。よーく耳を澄ますとバタンバタンバタン、音がするみたいだったんです。
それがどうも玄関を出た廊下の方からするみたいなんです。
で友人が寝ている部屋の下側が玄関になっているんですが隣に台所があって夏もありましたし窓を少し開けていたそうなんです。
寝ぼけて見ているとどうも、お向かいさんがドアを開けては廊下に出て、ドアを閉めては中に入って。
しかも出るたびにこちらをちらちら覗くというらしいんです。
でも彼は眠たかったのもありますが「変な人だな」位で気にしないで寝たらしいんです。
で、次の日彼がこの事を話すと、妙にこの部屋の友人が神妙なカオをして「向かいは部屋ないだろ」と言ったらしいんです。
その時友人は気付いたみたいなんですが、確かに向かいどころかこの部屋の反対側は通路はさんで壁だったのです。
それでドアを開け閉めして覗いていた人もどこか眼がぎょろぎょろしていた坊主頭の人だったそうです。
当時私も彼の部屋には何度も行ったのですが確かに、向かいにはドアどころか何もない壁だったんです。
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