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●近所の怪談第六夜
全国よりご投稿頂いた恐怖体験談を掲載しています。
 

     
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怪談数  御 題    御投稿者様
0508 ある夜のこと ママ 様
数年前に引っ越した家で体験したことですが、私は霊感がなく今まで金縛りにあったり見たりしたことは一度もありませんでした。
母はよく金縛りにあったり知り合いの亡くなった人が会いにきたりと不思議なことがあったようで、私ももしかしたら霊感があったのかもしれません。
引っ越しをしてから数カ月は特に異変はありませんでした。
しかし、お盆の真っ只中。私は夫と二人でテレビをみていると窓から白いモヤのようなものがテレビの前を通過し和室の方へ消えていったのです。
その時たまたまテレビの近くに落ちていた化粧品の小さい瓶がコロコロ動いていたのを覚えています。
私と夫には届くはずのない位置で…。
その日から私は夜寝る時居間と和室が気になるようになり、居間でテレビを見ているときも必ず和室からキッチンに向かって誰かが歩いていく気配がするようになりました。
最初は怖くて一人でいるのも嫌なくらいでしたが、あまりに頻繁にその気配があるのでしばらくして慣れてしまっていたときです。
夜居間の方がいつも以上に気になりまったく寝付けずにいました。
時間は丑三つ時に刻一刻と迫っています。
私は寝てしまうと何か金縛りにあうような気がして必死で寝ないようにしていました。
しかし眠気に耐えられずうとうとしだした時、体がビクン!と痙攣したのです。
今思えば寝るな!という合図だったのかもしれません。
またうとうとして痙攣し三度繰り返したあと私はついに眠ってしまったのです。
そして、、、。
なにか異様な気配を感じ目をあけると部屋は居間から差し込むはずの外灯のあかりがなく真っ暗な闇となり、私の周りには無数の人の気配で埋め尽くされていました。
その時体は動かず汗だけが流れでるのがわかりました。
必死で夫に助けを求めようとするのですが、声をだすこともできません。
その間にも無数の人達は少しずつ近づいてきます。
上からも横からも迫って来てあと少しで覆いかぶさりそうになりもう駄目だ!!と思ったとき、私は動けるようになりました。
辺りを見回してもなにもいません。
結局その日は眠れず朝を迎えました。
流石に耐え切れず、母に言うと部屋中に塩を撒いてくれました。
あれ以来、人の気配もほとんどなくなりましたが、やはり居間と和室は気になり続けています。
2007/06/
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