もう7年前の話になります。当時一人暮らしをしていた時分なんですが、いつものように会社から帰り、ビールとつまみを食して午後11時位に就寝しました。
9月下旬で少し夜が寒くなり始めていたのですが、そのときは何故か無性に暑く寝苦しいことで目が『ふっ』と覚めると、夜中の2時前で部屋の中は真っ暗で、ほとんど見えない状態でした。
それから徐々に『キーン』と耳鳴りがし始め、『あ、金縛りにあう!』と思い布団を頭までかぶろうとした瞬間に金縛りにかかり、本人はプチパニックでした。
数分もがいてから諦め状態になって、『もう好きにしろ〜』と切れ気味になった途端、アパートの裏山から何かが走りまわっている『がさがさっ、がさがさっ』という音が聞こえ、『犬?猫?・・・何?』とわけが分からないでいたら、その何かが一直線に山を下って私のほうに向かってる感じがしました。『うそ〜〜〜』と思ったと同時に、締め切っているはずの部屋の中にその何かが進入!完全に壁を通過し、畳の上にを歩いている音に変化。
しかも吐く息まで(ハッハッハッ)聞こえてきたりして完全にパニック
『いや〜どっか行ってくれ〜』と思っているとさらに接近。
しかも自分の両方の耳元からにおいを嗅いでる感じで(2匹でクンクン)背筋がゾクゾクし、その状況を耐えていると一匹が『ブルブル』と馬が鼻をならすような音を発してスーっと気配が消えました。と同時に、金縛りも解けてしばらく放心状態となりました。
何だったんだろうか・・・と考えていると、1匹の馬のような鼻を鳴らすのを、実家の犬がやっていたのを思い出し、次の日実家へ電話をかけ『うちの犬、もしかして死んだ?』と母に聞くと、『どうして知ってると?おととい死んだよ』との返答。しかもその息子の犬も伝染病で同じ日に死んだとのことでした。
あれは、天国へ行く前の最後の挨拶だったんだと、あとから分かり冥福を祈りました。
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