これは、私の知人から聞いた話です。
その人は生まれつき霊感も何もない、ごく普通の人だったのだそうです。あの日が来るまでは・・
そのある夏の年、親しい友人たちと、川遊びに行ったのだそうです。
しばらく泳いでいると、急に誰かに足をつかまれ、引きずり込まれそうになったのだそうです。
最初は、友人のいたずらだろうと思い、誰が引っ張っているのか確かめようとしてぞっとしたのだといいます。
引っ張っていたのは、友人ではなく、無数の異様に白い手だったのですから・・
その出来事があってから、その方には、この世ならざるものが見えるとのことです。
余談ですが、その川は、昔大きな戦があった場所でもあり、今なお毎年のように死者を出している大きな川でもあるのです・・・
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