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●近所の怪談第五夜
全国よりご投稿頂いた恐怖体験談を掲載しています。
 

     
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怪談数  御 題    御投稿者様
0448
本当に… ふじなり 様
これは自分が短大時代に友人のM君から聞いた話です。
M君がまだ高校生だった頃、M君の学校では怪談話が流行っており、実体験や信憑性に欠けるようは嘘っぽい話で盛り上がっていたそうです。
その中でも、M君の友人はかなり怖い話しが好きで、よく何処から仕入れてきたかもわからないようは話をたくさん知っており、いつも聞いていたそうです。
まぁ、それが全部嘘だとM君は知っていたそうですが。
…しかしある日、M君の友人が言って来たそうです。
友:「…なぁ、聞いてくれるか?」
M:「ん?どうしたんだよ?」
友:「……来たんだよ。」
M:「は?」
友:「だから来たんだよ!俺の部屋に来たんだよ!」
来た、と言うのは…おそらく幽霊でしょう。
けど、M君はその友人の言葉を信用していませんでした。
なにせ、今までの話が全部嘘だと知っていたから、また嘘をついていると思っていたらしいです。
友:「嘘じゃないんだよ!本当なんだよ!!俺の部屋にショートヘアーの女が来るんだよ!!」
でも、その友人の怖がり方は異常すぎるほどで、ちょっと心配になったM君は、その友人の家に泊まりに行くことになったそうです。
いろいろと話したり、ゲームしたりで楽しく、友人も少しずつ笑顔を取り戻していたそうですが…
その夜、M君は何かの気配を感じ、友人を起こそうとしました…が、できませんでした。
何故なら、その友人の枕元にショートヘアーの女の人が正座していたから……
M:「!!」
M君は恐怖のあまり、声すら出せない状態だったそうです。それでも友人を起こさなければ…!と、思ったらしく、友人を起こそうとしたとき、
『ガッ…!!』
M君はさらに恐怖したそうです。
起こそうと友人に手を差し伸べた瞬間、女から腕も掴まれたとか…
そしてM君を見つめ、
『…触るな……』
と、言われたそうです。
そして、気づけば朝になっており、M君はちゃんと布団で眠っていたそうです。
後に友人が目を覚まし、M君が昨晩のことを話しました。しかし…
友:「…は?何言ってんだよ?嘘に決まってんじゃねーか。」
M:「え…?」
友:「だから嘘だってこと。アレはお前と遊びたいが為の口実だよ。アレ?ひょっとして怒った?」
…嘘?学校で話したことは嘘?じゃあ、あの女は…?
その話を聞いたとき、怖い話しが好きな自分もさすがに背筋が寒くなりました。
この手の類は聞きなれてるはずだったんですけどね。
2006/07/
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