この話は、以前目撃したものです。
その日は友人と別れ、踏切を横断しようとしたときのことでした。
夜10時位になるとその踏み切りの付近は人通りも少なく、近くにお寺と墓地があるので結構無気味になるのです。
その踏切も以前から人身事故が結構起きると噂されていました。
私はその踏切で運悪く遮断機が下り、つかまってしまいました。
そして、その踏切の反対側に、何かが歩いているのが目にとまりました。
背丈はあまり高くなかったので、「こんな時間に子供か?」程度しか思わなかったのですが、よく見たらそれは青白く、膝下しかない人間の足でした。
その足は、電車が通過し、遮断機が上がると忽然と消えていました。
近所の人の話では、足だけではなく、体の一部又は一部が欠損した霊を目撃することが多々あるとのことです。
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