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●近所の怪談第五夜
全国よりご投稿頂いた恐怖体験談を掲載しています。
 

     
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怪談数  御 題    御投稿者様
0407 初夢 法隆寺 様
これは今年の元旦の朝に見た、少し不気味な夢の話です。
私はもともと怖い話が好きなせいか、不思議な夢や奇妙な夢、また、ちょっと怖い夢などをたまにみることがあります。
しかし、さすがにお正月の初夢ぐらいはいい夢が見たいと思っていたのですが、そのとき見たのがこの夢でした。
夢の中で、私は田舎にある、母方の祖父母のうちにいました。
私がたたみの部屋でくつろいでいると途端にその部屋にあった電話がなりはじめます。
ふだんならそんなことはしないのですが、なぜかわたしはその電話にでました(あくまで夢の中ですので)。
私が「はい、もしもし。」と電話の向こうに声をかけると
「アナタハキョウフエイガ二キョウミガアリマスカ?」
と、機会音声が尋ねてきました。
そのとき初めて私は、これが夢だと気づきました。
しかし、わたしはもともと怖い話には興味があったので迷わず
「はい。」
とだけ答えてしまいました。
…その後、なにかとても怖い思いをしたのですが、そのあたりでちょうど目を覚ましてしまい、よく覚えてはいません。
目を覚ましたのがちょうど朝の3時あたりで、嫌な汗もかいていて、正直気味が悪かったので、布団から出て電気をつけてしばらく気を落ち着けていました。
しばらくするうちに、わたしが夢の中でとった電話の受話器は昔風の黒電話だったのですが、祖父母の家にあるのは緑のプッシュホン式の電話で、そもそも電話のある位置が違う事に気き、苦笑しながらまた眠りにつきました。
次の日、家族一同で祖父母の家に新年の挨拶に行ったのですがその時、わたしはその場にいた何人かにこの初夢の話をしました。
そのとき、母が言ったのが。
「昔はあんたが見た夢の位置に、黒電話が本当にあったんよ。」
とのことでした。
しかも、それは自分が赤ちゃんまでの事で、それ以降に買い換えて場所も変えたそうなのです。
初夢を人にいうとその通りにならないと言いますが、今回だけはそのほうがありがたいです、結末までは思い出せないものの、あの機会音声だけは今でもはっきりと覚えていますから。
2005/10/
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