わたしの家のすぐ近所には、踏切があります。
終日、騒々しいかぎりですが、人間、慣れというものには助けられているわけです。
一方、この一人の人間の慣れている様は、他人から見れば、ときに奇異に映ることもありうるのです。
先日、この踏切で人身事故がおきました。
電車にはねられたのは、子供です。
この付近では、そういう事故が多いが、とくに、子供の被害が多いのです。
そして、電車にはねられた子供は、大半が即死で、必ずといってよいほど体の一部はみつからないままなのです。
今日もこのふみきりには、空色のお花と缶ジュースが一本、供えられています。
しかし、彼らが本当に欲しいのはそれらではありません。・・・・
だって、彼らは夜な夜ななにかを探しにきているんですもの・・・・
|