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●近所の怪談第四夜
全国よりご投稿頂いた恐怖体験談を掲載しています。
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怪談数
御 題
御投稿者様
0366
七不思議
まい 様
どこの学校にも七不思議というものが伝わっていることと思います。
私の小学校では七不思議ではなく六不思議でした。
それが私の体験で完全な七不思議になってしまったのです。
1、放課後、校内放送終了後にスピーカーから何者かの呻き声が聞こえる。
2、夕方、3階の窓辺に佇んでいる女の子が突然飛び降りる。驚いて下を見ると誰もいない。
3、校庭の隅にあるイチョウの木で首吊り自殺した女の子がそのままの姿で現れる。
4、学校のどこかに地下室の入り口があり、入った人は異次元へ連れて行かれる。
5、下駄箱の壁にかけられている2人の女の子の絵は夜になると表情が変わる。
6、音楽室の隣にあるトイレに入るとどこからかピアノの音と共に女の子の笑い声が聞こえる。
以上がありましたが、、私が体験してしまった七つ目の不思議について書きます。
私が小学生3年生の時の話です。
ある日授業中に気分が悪くなった私は先生に断って保健室で休む事にしました。
その日は保健の先生が出かけていて私は一人で横になりました。
保健室には3つベッドがありますが、私は一番窓側のベッドに横になりました。
目を閉じて、ふと目を開けてみると外は激しい雷雨になっていました。
時計を見ると1時間近く経っていました。
「夕立かな?なんか嫌な雰囲気…」と思いつつ横になっていると隣から寝息らしきものが聞こえてきました。
「誰か来たのかな?」と思ったのと同時にその息が荒々しくなりました。
心配になった私は
「大丈夫?先生呼んで来ようか?」と声をかけ、カーテンを開けてみました。
するとベッドにはおかっぱの髪形の真っ白い顔色で目の下まで布団をかけて苦しそうに寝ている女の子がいました。
その子がカっと目を開けた瞬間、その子がかけていた布団がバっと跳ね上がったのです。
次に見たものは鼻も口も無い女の子顔でした。
それだけならまだしも、その下になくてはならない体がなく、生首があるだったのです。
全身に凄まじい恐怖が走り抜け、私は保健室を飛び出し職員室に逃げ込むと担任の先生がいました。
私は先生に今あったことを話すと
「熱のせいで変な夢を見のよ」と言われ続けて
「外だってこんなにいいお天気じゃないの」と笑われてしまいました。
見ると外は雷雨なんかではなく快晴だったのです。
職員室に入るまで凄まじい雷鳴が轟いていたというのに…
その日はもう授業どころか学校にいたくないと思い早退しました。
でも夢ではありません。
姉がこの話の真相を知っていたのです。
昔、まだ私が生まれる以前、うちの学校に体の弱い女の子が通っていたそうです。
その子はいつも青白い顔をしており、体育の時間はいつも出席出来ず保健室にいたそうです。
ある日、体の調子が良かったのか体育に出席したのですが、体育が終わって着替えている時に突然発作を起こし保健室に運ばれました。
先生が救急車を手配し保健室に行くと、その子は既に息を引き取っていたそうです。
鼻や口からよだれが吹き出し、布団を撥ね付けて胸をかきむしるほどの凄まじい苦しみぬいた姿でした。
これで鼻も口も体も無かった理由が分かりました。
そしてその子が亡くなった時は激しい雷雨だったそうです。
姉の友達が私と同じような体験をし、用務員さんから聞いた話だそうです。
この日以来、私の体験は正式に七不思議の一つに加わることになったのです。
「保健室で寝ていると雷雨になり鼻と口、体のないおかっぱの生首だけの幽霊が出る」と。
この話が七不思議になっていなかったこと自体が不思議な気がしますが、私の前に保健室でこの世ならぬ者を見た人は姉の友達だけだったからなのでしょうか?
その理由は今でも分かりません。
2005/07/
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