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●近所の怪談第四夜
全国よりご投稿頂いた恐怖体験談を掲載しています。
 

     
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怪談数  御 題    御投稿者様
0349 Take-Out SERA様
皆様こんばんわ。
今回は、友達のご主人から聞いたお話をひとついたしましょう。
友達のご主人(以後社長)は清掃業者を営んでいらっしゃいます。
都内のオフィス&テナントビル、スーパーや公共施設等、多種多様です。
緊急の場合、社長の携帯に連絡が入るようにしてあるのですが、夜中の緊急電話は、毎回気が重いと仰られます。
夜中の緊急電話のほとんどは、事故・死傷事件の現場の掃除だそうで、今回の呼び出しには、数人のスタッフと共に新人のA君も伴っての出陣となったのですが・・・
「いいか?毎回言ってるけど、現場に落ちてる物は、絶対に持って帰るなっ!」
スタッフ達は手馴れた様子で、夜が明ける前には仕事を済ませ、帰途に着いたのでした。
それから一週間もしないうちに、新人のA君が仕事を休みがちになり、とうとう出社して来なくなったのです。
夜中の出動をした後の新人には、よくあることだそうで、特にA君は
「入ったばかりで連れてっちゃったから、ちょっと可哀想だったかな?」という思いと、気になることがあったので、若い社員に様子を見に行かせたそうです。
社員の報告を聞いた社長は、その足で依頼していた「拝み屋さん」(社長がこう呼んでいらっしゃるので)とA君の自宅へ向かったのでした。
A君は布団にくるまったまま
「ごめんなさい。ごめんなさい。」を繰り返すばかりで、目をつぶったまま、ガチガチふるえていたそうです。
「拝み屋さん」に後を託し、すべて無事に終ったそうですが、A君は正式に退職いたしました。
「拝み屋さん」が視た物は、引きちぎられ血に染まったスーツを着、セミロングの栗色の髪を振り乱した若い女性だったそうです。
なぜ彼女がA君の所へ来たのか?
もう、皆さんお解かりですね?
A君は例の出動の時、拾い物をポケットに入れたまま持ち帰ってしまったのでした。
それは、彼女の首に掛けてあったチェーンからちぎれ飛んだペンダントヘッドでした。
長くこの仕事に携わっていると、こんなことは度々あり、もっと色んな恐ろしいことがあるんだそうです。・・・・・
2005/04/
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