皆様こんばんわ。
今回は、友達のご主人から聞いたお話をひとついたしましょう。 友達のご主人(以後社長)は清掃業者を営んでいらっしゃいます。 都内のオフィス&テナントビル、スーパーや公共施設等、多種多様です。 緊急の場合、社長の携帯に連絡が入るようにしてあるのですが、夜中の緊急電話は、毎回気が重いと仰られます。 夜中の緊急電話のほとんどは、事故・死傷事件の現場の掃除だそうで、今回の呼び出しには、数人のスタッフと共に新人のA君も伴っての出陣となったのですが・・・ 「いいか?毎回言ってるけど、現場に落ちてる物は、絶対に持って帰るなっ!」 スタッフ達は手馴れた様子で、夜が明ける前には仕事を済ませ、帰途に着いたのでした。 それから一週間もしないうちに、新人のA君が仕事を休みがちになり、とうとう出社して来なくなったのです。 夜中の出動をした後の新人には、よくあることだそうで、特にA君は 「入ったばかりで連れてっちゃったから、ちょっと可哀想だったかな?」という思いと、気になることがあったので、若い社員に様子を見に行かせたそうです。 社員の報告を聞いた社長は、その足で依頼していた「拝み屋さん」(社長がこう呼んでいらっしゃるので)とA君の自宅へ向かったのでした。 A君は布団にくるまったまま 「ごめんなさい。ごめんなさい。」を繰り返すばかりで、目をつぶったまま、ガチガチふるえていたそうです。 「拝み屋さん」に後を託し、すべて無事に終ったそうですが、A君は正式に退職いたしました。 「拝み屋さん」が視た物は、引きちぎられ血に染まったスーツを着、セミロングの栗色の髪を振り乱した若い女性だったそうです。 なぜ彼女がA君の所へ来たのか? もう、皆さんお解かりですね? A君は例の出動の時、拾い物をポケットに入れたまま持ち帰ってしまったのでした。 それは、彼女の首に掛けてあったチェーンからちぎれ飛んだペンダントヘッドでした。 長くこの仕事に携わっていると、こんなことは度々あり、もっと色んな恐ろしいことがあるんだそうです。・・・・・
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