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●近所の怪談第四夜
全国よりご投稿頂いた恐怖体験談を掲載しています。
 

     
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怪談数  御 題    御投稿者様
0330 ついてきた人 白河様
私が中学生の頃の話。
その年私は受験があり、週4日は塾に通っていました。
私の家は塾から5分程とかなり近場にあったので、行き帰りは大体いつも一人でした。
(近所に同じ塾に通ってる子もいなかったんで)夏休みも明けた頃、私はいつもの様に塾から帰っていました。
時間は夜の10時。
たった5分と言えども人気の殆ど無い遊歩道だったので、霧なんかがかかった時はかなり不気味な道でした。
その日は妙に肌寒く、早く帰りたいなどと思っていました。
するとその時、背後に気配を感じました。
少し振り返ってみると、私から10m程離れたところで、背広を着た男性が歩いていました。
目が悪かったのでそれ以上は分かりませんでした。
気にせず歩いていると、その男性はいなくなっていました。
それも特に気になりませんでした。
道は結構分かれていましたから。
マンションのエントランスに入り、エレベーターに乗りました。
そしてボタンの上のほうにある防犯カメラが何となく目に入りました。
そこには、私におぶさるようにして、さっきの男性が写りこんでいました。
エレベーターに乗っているのは私一人のはずです。
その男性は防犯カメラの方を向くと、ニタァと笑いました。
気が付くと、私は家の戸口に立っていました。
最初は何が起こったのかよく分からなくてぽかんとしていましたが、アレは何かの間違いだ、きっと勉強のし過ぎかなんかなんだと自分に言い聞かせるようにしました。
しかし、両肩に鈍い痛みを感じたとき、肩に紫色の手形の痣を見つけたときには、もう間違いだとは思えませんでした。
それからは私は、夜は決してその遊歩道を歩かないことにしました。
因みにその遊歩道、千○県某所にまだあります。

2005/01/
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