終電って嫌ですよね。
ガラガラだし寂しいし・・・ その終電でたまに不思議な事があるんですよ・・。 そうそう、あれは私がまだOLになりたてだった・・ 6月の小降りな深夜・・私は残業で一人、終電に乗っていました。 例の如く車内はガラガラのしーん状態。(あーもう、寂しいじゃない・・誰かいないの?)いるわけでもないのに・・ 独り言をブツブツ云っていると、ある駅で、一人の老人が入ってきました。 日本人にしては珍しい背が高い、西洋のおじいさんみたいな人でした。 服装は、なんというか年季の入った1980年代前半の背広系スーツをきていて、背筋がまっすぐで (へぇ、あんなかっこいいおじいさんっているんだぁ)なんて関心していると、その老人の近くにある鏡に目が行きました・・ギョッとしました・・・ かならず映るところに老人がいるのに鏡には老人は全く映っていない!!(え!?)と思い、すぐ老人の方を見ると、さっきまでそこに座っていたはずなのにいない・・ あれから駅は一つも通過していないのに・・・・・ 何処へ・・・で、あの老人は一体誰なの・・・・!? また、こんなのもあります。 これは、それから二年経った、冬の肌寒い夜・・ 私は、終電を待つため、駅をホームにいると・・ ホームの端に、みるからに売春婦な年頃はまだ18,9歳ぐらいの細い足をした煙草を吸う少女がいました。 (しっかし・・ダサい・・服装・・・)まるで70年代のヒッピーなのです。 (変なの・・)と思っていると、終電が来ました、すると、その少女は、おもむろに線路に飛び降りたのです!! 「ま・・待ってぇ!!」私は思わず叫びました。 しかし、電車は残酷なくらい勢いよくホームに入ってきました。 ホームで待っていたのは私だけで、車掌さんに 「車掌さん!!ねぇ、見えなかったの?さっき・・女の子が線路に飛び降りたのよ・・ヒッピー系の!?」と怒鳴ると 「ああ、あなたも見てしまったんですね・・・」と 「見てしまったって・・じゃ、あれ幽霊だっていうの!?」と半信半疑で聞いてみました。 まさかのまさかでした。彼女は1970年代、その街のキャバ嬢で、トラブルに巻き込まれ、ここの駅で飛び降り自殺を遂げた人だったのです。 夜というのは、人のなんというか、弱さが出る時間帯で、また不思議な、なんかも渦巻く時間なのでしょうか・・
今でも、たまに、そんな不思議に出会ったりします・・・・・・・・・・。
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