少年時代、一時、僕は体が弱く、島の親戚の家に居候していた時期がありました。
親戚の家には、僕と同じ歳頃のJと、一歳上の兄、T兄がいて、近所にもMという少年が僕の友達でした。 夏、海水浴の季節・・僕は同じクラスのJとMに泳ぎを教わっていました。 どっちかというと僕は泳ぐのが苦手でした。 8月中旬、浜と海は島の子供達の格好の遊び場でした。 その日は、少し曇っていて水も少し冷たかったと思います。 僕は少し泳ぎが上手くなっていたので、少し調子に乗って、沖まで出てしまいました。向こうから 「R(自分・仮名)!!戻ってこいよー!あぶねぇ!」とMが叫びました。 「大丈夫だよ!少し泳げるようになったもん!!」と調子をいっていると、いきなりグイッと水底に引っ張られました! 「う・・・うわ・・・・・・・・・・!?」と水の中で、少し目を開けると、僕の方に貞子状態な髪の女性が寄りかかっているのです。 一瞬、片目が見えました。蒼い目・・・・(?) 見た瞬間、気を失いました。 気づくと、T兄とJ、Mが目の前にいました。 「何やってんだよ・・!沖まで出ただなんてな!」 「R!お前、あんま泳ぎ上手くないくせに調子乗るなよ!!」以後、僕は一度として沖まで泳いだ事はありません。
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