小学・中学時代に通っていた通学路に古い大きなトンネルがあり、私は、学区内の中でも特別遠い方に暮らしており、その家の近くに、そのトンネルがありました。
その周辺は昼でも薄暗く、人通りも少ないところでした。 中学までは近所に友人がいたので毎日毎日その子と帰っていたので怖くありませんでしたが、中学に入学してすぐに、その子は遠くへ転校してしまいそれからというもの一人で帰らねばならなくなりました。 そして、中学三年の夏休み。その日は、部活動を終え、帰っていました。 周りは田んぼや森といった比較的田舎な感じで、蛙が鳴いていました。 そして、そのトンネル(このトンネルを通らねば帰れない)に何時ものように入りました。 距離はかなりあります。舗装されておらず、地面は土、光はありません。 すると、後ろから ペチャ・・ ペチャ・・・という足音が聞こえます。 通る人かな・・と思い後ろを振り向くと誰もいません。 うわーいやだなーと思いましたが結構、これぐらいの事はよくあるので・・ しかし、あまり気持ちいいものじゃありません。 また、少し歩いていると、今度はゴホンという咳の音がしました。 今度にはビクッとしました。 そして後ろを向くと背中の曲がったお爺さんが歩いてくるのです。 ふと、ただのお爺さんだと分かると肩を撫で下ろしました。 しかし・・やっぱ・・・なんか、おかしいかも・・ と思っていましたが、そんなに気にはしませんでした。 そして出口が見えた瞬間・・お爺さんと擦れ違いました・・ その瞬間「ひっ!?」と思いました。 お爺さんの顔は全部、包帯で・・目が充血しており、私をギロリと見て、去っていったのです・・・。 私は、その場で腰が抜け・・・30分ぐらい、そこで座り込んでいました。本当に怖かったです・・・。
あのおじいさんは本当に人間だったのでしょうか
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