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●近所の怪談第四夜
全国よりご投稿頂いた恐怖体験談を掲載しています。
 

     
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怪談数  御 題    御投稿者様
0311 斬られる 落武者様
まだ小学校に上がって間もない頃、私は交通事故に合い意識不明になり、都内の大学病院に運ばれました。
そして5日くらい意識が朦朧としていたそうです。
その朦朧とした夢の中で・・・
私は、芒の草原の中央にいました。
あたりは静まりかえっていて、夜でした。
何故だか、此処が何処なのかも知らないのに、私は歩き出しました。
けれど、行けども行けども草原は続きます。
すると・・ザクッザクッ・・・と誰かが向こうから歩いてくるのです。
その音はまるで、鉛が歩いているように重苦しく、低く地面に響くのです。
そして、一瞬足音が途切れ、私の後ろに誰かいるのです。
ふっと、後ろを向いた瞬間、鎧兜に身を包んだ顔が見えない武者が、日本刀を振りかがして今にも斬ろうという姿勢を取っていました。
私は叫びました!
と、その瞬間、景色が変わり・・
気付くと、私は白装束(昔、武士が切腹する時に着た服)を着て座っているのです。
そして、また後ろを振り向くと日本刀を振りかがして、また私を斬ろうとするのです!!
絶句し、気付くと病院のベットに寝ていました。
私はただただ、泣いていたそうです。
けれど・・これが一度だけというのはよくある話ですよね・・この話には、続きがあるのです。
それから20年経った頃、私は妊娠中に、再び交通事故に合い、子供は無事生まれたのですが、私は意識不明になってしまい・・
再び、夢の中を暫く彷徨わなければなりませんでした。
幼い頃見た、芒の草原の中に、また私は立っていました。
すると、向こうに幼い女の子が歩いて来ます。
その後ろにあの武者が付いて歩いているのです。
そして、ふと女の子は立ち止まり、後ろを振り返った瞬間、女の子は真っ二つに、その武者に斬られたのです・・・・
「!!!!!!!!!!」私は夢の中で絶句しました。
そして、再び意識が戻りました。
翌日、小児科に入院していた幼い女の子が亡くなった事を耳にしました・・。
2004/12/
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