これは僕の知り合いの姉の話です。
その人は霊感が強く、母親もしばしば自宅で見てしまうようなのですが・・・。 ある日、知り合いが仕事が終わらず夜遅くまで働いていて、いつも乗っている電車にその日は乗れなかったらしいです。 電車はもう最終電・・・・ でもなんとか乗れた知り合いの姉は、ガランとした電車に乗ったそうです。 ガランとはしていましたが、向かいには一人のサラリーマン風の男が座っていたそうです。 その男はずっと下を向いたまま、動く素振りもみせなかったとか・・・。 知り合いの姉は不思議ながらも電車に揺られ、目的地まで到着しました。 電車から降りたとたん、 『ズン!!』急に右肩が重くなったそうです。 わけもわからず駐輪所に行き、自転車で駅から自宅へ帰って行ったのですが、その間もずっと右肩が重く、満足に動かせない状態だったそうです。 家につくなり、 『お母さーん!多分憑かれたから塩撒いてー!!』帰りの途中で本人は気付いたのでしょう。 『憑かれてる』・・・と。 玄関で塩を撒いてもらい、おかげで肩の重みは完全に取れたそうです。 ・・・でもその夜、母親は先ほどから耳元で風がくるのを感じてたらしいです。 目を開けると・・・ サラリーマン風の男が、母親の耳元でずっと・・吐息を吹きかけていたそうです。 しかし幸いなのか、金縛り状態ではなかったらしく、そのまま台所へ行き、自分に塩を撒きながらずっと念仏を唱えていました・・・ だってついて来るから・・・。 その作業は朝まで続き、ようやく男は姿を消したそうです。 ホッとした母親。 でも最後に、男はこう言ったそうです。
「・・・そんなんで帰ると思ったかい?」
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