kinjono.com

百話完結
●近所の怪談第三夜
全国よりご投稿頂いた恐怖体験談を掲載しています。
 

     
警告
このページへの直リンクは禁止しております。
必ずトップページの方にお願いします。



>>怪談メインへ戻る

>>三夜目メニューへ
怪談数  御 題    御投稿者様
0280 祟り SERA様
おかしくなり始めたのは、その家に越してからでした。三方が竹林に囲まれ、良く言えば避暑地の別荘の様。
悪く言えば・・・。
1階が個室、二階がリビングとキッチンのその洋館は、彼女のご主人が誰にも相談なしに、買い求めた物でした。
始まりは竹林からでした。
風もないのにいつもザワザワと・・・
それは、木々のざわめきではなく、たくさんの人のざわめきでした。
「なんだろう?林の中で誰かおしゃべりしてるのか?」
「毎晩毎晩、うるさいわね」
しかし、ひと月もすると、そのざわめきが家の中でしてるような気配がしてくるのです。
さすがに気持ち悪くなったご夫婦は、私に相談にいらっしゃいました。
その林の中の○○にお墓があったのです。
しかるべき処置の仕方をお教えし、出来るなら、早く引っ越したほうが良い。と・・・。
神妙に聞いていたご主人でしたが、彼のとった行動は、ショベルカーで掘り起こし、墓石を捨ててしまったのでした。
それから一週間後
彼女からの電話で起こされたのは、明け方4時をまわった頃でした。
「子供があんまり泣くんで主人にだっこしてもらって、私、ミルクを作ってもどったら・・・・・・・」
ご主人の死因は心臓発作だそうです。
丁度あの日から7日目の出来事でした・・・

2004/08/
>>怪談メインへ戻る

>>三夜目メニューへ

>>次の話へ進む
kinjono.com©2000