これは私が小学6年生の時に体験した実話です・・・
あの日、私はよっぽど疲れていたのでしょう。いつもなら怖くて眠れない窓をたたく風の音や、激しく降る雨の音にもそんなに怖がることも無く、すぐに寝てしまいました。
そのあと、すー・・という音が聞こえてきたので、お母さんかな、と思い顔を上げました。
でも、ふすまは開いてなくて、音だけが絶えることなく聞こえてきました。
そのすー・・という音は私も普段聞きなれているふすまを開ける音、なんですが・・・
ふすまが開いていないという事は気のせいか、それとも風か雨の音だろうと私は思っていました。
それから何分、いや何時間経った事でしょう・・
私は絶え間なく聞こえるそれに不快感を覚えていました。
いくらなんでも変だろうと・・
私は怖くなり、両親を呼びに勇気を振り絞ってふすまを開け、親の部屋へと走って行きました。
しかし、親が来てみると、その音はぷっつりと途絶えていて、私は益々怖くなりましたが、お父さんも行ってしまい、私は早く朝が来ないものかと布団に潜って耐えていました。
結局その音は止むことは無く、とうとう朝になりました。
私は学校に行って友達に聞いてもらおうと早足で行きました。
そして学校で友達に話すと、友達は最初は疑っていたものの、家に来てくれることになりました。
家で何かして遊ぼうと・・・
私の家は両親が共働きでいつも夜に帰ってきます。
だから心細くなって友達にはいつもより長く無理を言って家に居てもらいました。
しかし、それは起こってしまいました・・・
友達が「そろそろ行くね」と言った時その音はまた聞こえてきてしまったのです・・・
その後の記憶はまったくもって無く、友達も覚えていないと言います。
両親は凄く心配してくれましたが、今でもあの時何があったのか分からずにいます。
しかし一つ言えることは、あの時、私と友達の二人しか居なかったという事です・・・
あれは何だったのでしょうか・・・・・?
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