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百話完結
●近所の怪談第三夜
全国よりご投稿頂いた恐怖体験談を掲載しています。
 

     
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怪談数  御 題    御投稿者様
0239 遮断機 えろも様
これは、つい最近母から聞いてものすごく怖くなった話です。
私はその時の事は小さかった為か全く記憶にないのですが。
私が通勤で中央線を使っている為に人身事故が多くて困る、という話を母としていると母が、「覚えてない?」と話してくれました。
当時3〜4歳くらいの私の手をひいて、昼の3時ごろ某駅の近くの踏み切り(中央線)の前に来ると遮断機が下りたので二人で電車が来るのを待っていました。
心配性だった母は普段から私に、遮断機が下りたら危ないからじっとしてなきゃ駄目!と口がすっぱくなるほど言い聞かせていて、私も素直な子供だったらしく、その言いつけを破ることは一度もなかったといいます。
にもかかわらず、その時はふと母が横を見るといるはずの私の姿がないので線路のほうに目をやると、ふらふらと遮断機の中に入っていく私の姿が見えたそうです。
電車の凄まじい警笛が鳴り響き、母は驚き半狂乱になって私を抱えて戻ったそうです。
昼間だったので周りに人もちらほらいて、皆信じられないといった風に見ていたそうです。
母は私に
「あれほど言ってるのに、なんで行くの!!」と怒鳴ると私は線路の方を指差し、こう言ったそうです。
「だって、あそこにいたおばあちゃんが、アメあげるからおいでって言ったんだもん」私は記憶がないとはいえ、心底ゾッとしました。
2004/06/
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