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百話完結
●近所の怪談第三夜
全国よりご投稿頂いた恐怖体験談を掲載しています。
 

     
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怪談数  御 題    御投稿者様
0215 夢にとける少女 空想旅団様
僕は小学校6年の時、父の都合で海外に居住中のことですが、よく同じ夢を何回も見ていて、それが一因となって凄く怖い体験をした事を今でも忘れる事
が出来ません。
夢の内容は茶髪が綺麗で真っ黒のワンピースを着て黒いレースのベールを付けてる14、15歳くらいの少女が出てくるんです。
海外にいるけど、日本の別嬪って感じの女の子です。
悲しそうな顔でずーっと僕の方を見つめてるんです。
恨みはなく、女の子らしい澄んだ瞳で見つめられてるんですが何故か怖いという感情が真っ先に出て頭から離れません。
その子はいつも遠くのエメラルドに輝く海の上に立っててとてもこの世の者とは思えない感じでしたが、顔も人間らしい顔つきであり、足もあるので最初の
頃は深く考えてませんでした。。
しかし、その少女は一切表情も格好も変えず身動きの一つもせず変わらぬ視線で僕の方を見つめてるんです。
まるで僕に何かを知らせたくて、何かを言い聞かせたくて何かから解き放してほしいと願うかのように。
その夢の少女の事もかなり気になったんですが、僕は夢に出てくる海を気にする毎日を送るようになって来ました図書館や資料館を調べまわり、夢に似た海を見つけ出しました。
○○海。ココに行こうと友人を誘い一緒に行きました。
とは云ってもかなり遠かったので親が連れて行ってくれる事になり、到着した時。ずっと夢に見ていた光景を目前にして吃驚。
それもちょっと霧霞んでいたり砂浜から海を見つめてる目線など全てが一致!
あまりに衝撃的だった為、立ちすくんでた事をいまでも鮮明にハッキリと覚えてます。
その夢の光景と今実際に見ている光景の映像が自分の意識の中で照らし合わされ、一致した時せいでしょうか・・・
あの少女が不意に現れて僕の耳元でこう囁いて姿を消しました。
『やっと…気付いてくれたんだね…。ありがとう。』
その子はきっと僕に存在を気付いてほしくて夢に何回も出てきたに違いないと思った時、体から何かが消え去る感覚を覚えました。
その後、その夢を見る事はもうありませんでした。
(1週間位して聞いた話なんですがその海は身を投じる人が多数いて黒いベールが宝物だった女の子もそこで・・・・・)
2004/02/
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