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二夜目百話完結
●近所の怪談第二夜
全国よりご投稿頂いた恐怖体験談を掲載しています。
 

     
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怪談数  御 題    御投稿者様
0185 囁き・・(母の体験談) 高山様
私の家は道営のマンションなんですが、少し霊感がある友達に言わせると「嫌な家」らしいです。
そして母はよく寝るときに金縛りにあいます。
あの日も私が部屋で友達と電話で話しをしていると隣にある母の部屋から唸り声が聞こえてきました。
初めは気付かなくて、暫くしてから(なんか声が聞こえた?)と思い友達に
「ごめん、お母さんに例のことが起こってるみたいだから切る」と言うと快く
「さっさと行ってあげな」と言われ(その友達には少し母の金縛りのことを
話してました)切ってから
「なしたー!?」と半ば叫びながら母の部屋へ向かいました。
そのとき、金縛りに逢っている最中、私くらいの体型の人が母に抱きついていたそうです。
そしてまだ神経が過敏になっているのか様子が少しおかしい母に私は
「塩、取ってくるから待ってて」と言い残し台所へ向かいました。
塩は戸棚の一番下に入っていますから戸棚を開け、塩が入っているケースを取ろうとしたのですが何故かなかなかとれず、しかも何か嫌な予感がしてきて仕方なく戸棚の中にケースを入れたまま手を入れて塩を取ろうとしました。
しかし手が傾いているわけでもないのに塩が軽量スプーンからさらさらと零れ落ちてなかなか取れません。
それでもどうにか塩を三角形に折ったティッシュの上にのせ形を整えて足早に母の所まで戻りました。
すると何故か母は半泣き状態。・・・・・
母:「どこ行ってたの?」
塩、取りに行くって言ったから。・・・・とは半泣きな母には言えず・・・・・・・
「ごめん、塩取って来た。なんかあった?」
母:「まだ、いたのにぃ…」
少し、びっくりしました。
いつもは一回金縛りに逢うとその日はもう何も起こらなかったので今回も、もう、幽霊は去って行ったと思っていたからです。
私が部屋に入って行ったとき、その幽霊はまだいて私が塩を取りに行ったとき幽霊はクスクスと耳元で笑いながらある一言を言ったそうです。
「そんなの、意味ないのに」と・・・・。
2003/12/
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