僕の母が体験した話なんですが、確か母が高校生だった頃の話です。
その日、理科の授業で理科室へ移動したそうなんですね。・・・・
ところがおっちょこちょいの母は、理科の教科書と社会の教科書を間違えて持ってきてしまい、母は先生に事情を話し教室に取りに帰ったそうです。
理科室は1階にあって、母の教室は3階だったそうで、母は教科書を取り替えると大急ぎで階段を駆け下りていったそうです。
1階に着いて理科室に向かう途中に保健室があります。
母は何の気なしに保健室の中を見たんだそうです。
中には、同じ高校の制服を着た少年が机に突っ伏すようにしていました。
母は『気分でも悪いのかな――――――――――』と思っていたんですが、よく考えるとおかしい。
気分が悪いのなら、ベッドで横になればいいわけですから。・・・
実際、保健室にはその少年以外誰もいなかったそうです。
つまり、ベッドに他の人が寝ているから…ということはないんです。
すると、その少年はくるっとこっちを向いた!血まみれの顔で、ニィ〜ッと笑ったそうです。
母に向かって。
母はもうパニックで、必死で理科室まで逃げ帰ったそうですが。・・・・
実は後日談がありまして、後日友人たちの噂話でこの高校でいじめにあっていたためにいつも保健室にひきこもっていた少年が飛び降り自殺をした…というものがありました。
もしかしたら、母が見たのは…
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