kinjono.com

二夜目百話完結
●近所の怪談第二夜
全国よりご投稿頂いた恐怖体験談を掲載しています。
 

     
警告
このページへの直リンクは禁止しております。
必ずトップページの方にお願いします。



>>怪談メインへ戻る

>>二夜目メニューへ
怪談数  御 題    御投稿者様
0147 十三階段 シロクマ様
これは先輩(以後Aさん)から聞いた話なのですが、その先輩が実際、体験した話だそうです。
Aさんが大学に合格し、その大学の近くに部屋を借りることになったそうです。
そのアパートは木造2階建てのとても古いアパートで、Aさんは2階の階段を上がったすぐの部屋で一人暮らしをスタートすることになりました。
その階段の数は13段あり、Aさんは縁起が悪いなー(処刑の首吊りで上がる階段の数)と思ったそうですが、その時は特に気にしなかったそうです。
引越しも終わり、疲れたAさんはこの日は早く寝ることにしました。
うとうとなりかけたとき、階段の下から子供の話し声が聞こえてきました。
「こんな遅くに子供が遊んでるんだ」
っと思いながらも特に気にせずにその日はそのまま寝ました。
その次の日もAさんが寝ようとするとまた階段のところで子供の声が聞こえてきたそうです。
このアパートの子供かな?と思いながらその日も寝たそうです。
しかし次の日も、その次の日も、子供の声は聞こえてきました。
しかもその声はだんだんはっきりと聞こえてくるようになりました。
引越しをしてきて一週間になるころには、階段の真ん中ぐらいから聞こえてきていたのです。
8日目には、はっきり話し声が聞こえるようになりました。
話の内容は「あと五段だね」という声でした
そして・・・翌日には「あと四段だね」という声が・・・
あと四段あがるとそこはAさんの部屋の前です。
Aさんは少し不気味になりましたが、もともと幽霊や心霊のことを信じていなかったAさんは誰かの悪戯だろうと考えていました。
そして13日目、声はAさんの部屋の前まできていました。
その声は「いよいよ明日、部屋入れるね」
と言ったそうです。
Aさんはもう我慢できなくなり、子供を怒ってやろうと、声がした瞬間に玄関の戸を開けましたがそこには誰もいなかったそうです。
さすがのAさんの怖くなり、翌日、近くの神社で身代わりのお守りを買い、そのお守りを部屋に置き、その夜は、友人の家に泊めてもらったそうです。
翌日、部屋に帰ってお守りを手にすると、お守りがカタカタと音がしたのでお守りを開けて中を見てみると、木でできたお札が真っ二つに割れていました。
そのとき、玄関の前から、子供の声で
「だましたな」
という声が聞こえてきたそうです。
Aさんは怖くなり、すぐ引越しをしたそうです。・・・・・・・・・
それからしばらくしてそのアパートも取り壊されたそうですが・・・
この話をAさんに聞いているときに誰もいない部屋から子供の笑い声が聞こえてきたのです。
空耳かと思いましたがAさんにもちゃんと聞こえていました。
さすがに怖くなり、その日は電気をつけたまま寝ました。
2003/08/
>>怪談メインへ戻る

>>二夜目メニューへ

>>次の話へ進む
kinjono.com©2000