これは僕と友人2人(T君とY君)が実際に体験したお話です。
僕たち3人は小さいときからの同級生でした。
いつも3人で遊んでいました。
そんなある日、肝試しをしようということになりました。
場所は近くということもあり兵庫県のある山にある防空壕に行くことになりました。
その防空壕までの道は舗装もされていなく、車一台がやっと通れる砂利道の脇にありました。
このとき時間はもう深夜2時を回っていました。
懐中電灯を片手に三人で入ってみると、防空壕の壁一面にススがびっしりとついていました。
そのススをみてT君が
「きっと爆弾かなにかで燃えたんだろうな」
とつぶやきました。そのとき奥から
「熱いよ。助けて」
という声が聞こえたのです。
ちゃんと3人とも確かに聞きました。
3人はさすがにビビッテ急いで入り口に向かって走りました。
その後、地元に帰り、3人とも自宅に帰りました。
翌日、僕は昨日の疲れのせいか、38度も熱が出てしまいました。
T君とY君に電話してみると2人も熱を出して寝込んでいたのです。
少し怖くなったので、近所のお寺でお払いをしてもらうことにしました。
しかしT君はどうしても抜けられない仕事のため、僕とY君だけがお払いをしてもらったのです。
なにごともなく数日がたち、熱も完全に下がり、また3人でツーリングに行くことになりました。
Y君はバイクの免許を持っていないので僕のバイクの後ろに乗り出発しました。
特に目的地も決めず、ぶらぶらと走っていると、いつの間にか例の防空壕につながる道まで来ていました。
そのとき突然T君のバイクが転倒、T君はアスファルトを滑っていったのです。
僕とY君が急いでT君の所に駆けつけるとT君は
「熱いよ、助けて」
と叫びました。
その声は防空壕で聞いたあの声と同じ声でした。
かなりのスピードが出ていたせいで転倒したことでアスファルトとの摩擦でT君の顔は大火傷を負ってしまったのです。
T君はもちろん入院、退院後はすぐにどこかへ引っ越してしまいました。
あの防空壕で聞いた声と事故を起こしたときのT君の声は確かに同じでした。
いまでもあのときの声が耳から離れません。
T君はお払いをしてもらわなかったから事故を起こしたのでしょうか?それともただの偶然だったのでしょうか?ただ、心霊スポットなどに行ったときは、そのあとお払いをしてもらうことを僕はお勧めします・・・
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