これは、霊感の強い後輩から聞いた話です。
後輩(以降S)の家は、当時学校からかなり離れた所にあり、一緒に登下校していた友達も、途中で合流したり、途中で別れたりしていたそうです。
その頃はちょうど梅雨時で、毎日雨が降っていたそうです。
Sは、天候の悪い日によく霊を見たりするそうなので、なるべく下を向いて歩くようにしていたそうです。
ある日、帰り道の途中に、沢山の紫陽花が咲いていたそうです。
立ち止まって暫く見ていたのですが、ふと何かが目に入りました。
紫陽花の花の下から、赤い長靴を履いた小さな脚がのぞいているのです。
そこにはもちろん人の立てるようなスペースはありません。
暫くの間その脚に釘付けになっていたSですが、やがて煙のようにその脚は消えたそうです。
それからは特には何も無かったそうですが、今でもたまに毎年梅雨時になると、小さな足音がヒタヒタとついて来るそうです・・・・・・
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