遊園地には、いろいろなアトラクションがあります。ジェットコースター、観覧車、メリーゴーランド、お化け屋敷、ミラーハウスなど。このいくつかの中で、一番印象が強かったのがミラーハウスです。
いつ頃の事だったかはっきり覚えていませんが、ある日、私は友達6人と一緒に遊園地に行くことになりました。
一日中、好天気に恵まれ、思う存分乗り物に乗ったり、いろんなものを見たり楽しんだりすことができそろそろ帰ろうかなあと思って出口へ向っている途中、ミラーハウスが目に入りました。
友達Aさん:「そういえばあたし達、ミラーハウスだけは回ってないよね?」
友達Bさん:「そうよね、入ってみましょうよ!」
C:「ちょっと待って、私に面白い考えがあるの、まず、一人ずつ入っていって、何分で出てこれるかを競うの。そして、一番時間がかかった人が罰ゲームで私達全員のジュースを奢るの。どうかしら?」
それに対して、全員口を揃えて
「賛成!それ面白そうじゃん」ということで早速ゲーム開始ということになりました。
まずは、Aさん、Bさん、わたし、Cさん、Dさん、という順番で入って出てまいりました。
「じゃ、今度はEさんの番だよ」といわれ、Eさんは自信満々で入っていきました。
これは、Eさんは間違いなく誰よりも早く出てくることだろうと私達は思っていましたが、予想とはまったくかけ離れた事が起きてしまいました。
待つこと20分。「ほほほほほっ!ジュースを奢るのは、Eさんで決定よ!」とみんなで笑いながら出口で待っていました。
30分が経ち、そしてついに1時間が経ってしまいましたが、Eさんは出てきません。やがて、閉園の時間になってしまい、係りの人に事情を話して、探してもらうことになりました。
しかし、Eさんはどこにもいませんでした。
数日後、Eさんの自宅に電話をかけてみましたが、Eさんはまだ帰っていないとのことです。
それ以来、Eさんは行方不明になってしまいました。
これをきっかけに、残された私達6人は、二度とミラーハウスには入らなくなり、私達が行った遊園地は廃棄ということになったのです。
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